額縁を含む全てを1枚のアルミニウムプレートから超精密切削加工で削り出した金属アートパネル。
立体的且つ多様に削り出した切削面と2色のアルマイトカラーが混じり合い、見応えのある金属アートパネルが完成いたしました。
1枚のアルミプレート(A5052)から額縁を含む全てを削り出して製作する為、浅く削り込む額縁部分と深く削り込む絵画部分で構成しています。日本画(資料)をデータ化し、10nm(ナノ)を制御する高性能マシニングセンターで削り出します。製作工程は削り(切削加工)と染料着色(アルマイト処理)を複数回繰り返す為、約6週間の製作期間を必要とします。絵画部分に関しては輪郭を削る・全体を削り込む・突いて削るなど多様な加工方法と削りの深さを変えることで凹凸が生まれ、立体感のある表現を演出しています。
更に2色のアルマイト処理を加えることで切削面(銀色)と染料部分が混じり合い、光や照明の反射によって見え方も異なるなど、絵画とは異なるデジタル製作による金属アートパネルとなっております。